結婚式は、人生において最高の晴れ舞台でもあります。
最新の結婚式のこだわりポイントとして、アットホームな空間を作りたいという人が増えてきました。新郎新婦とゲストとの距離を縮めて、全員が楽しい時間を過ごすことが出来るようにしたいというケースが多いです。
今までの結婚式のスタイルとしては、新郎新婦は座りっぱなしで、ゲストも進行に任せて様子を見ているだけというものでした。しかし、最新の結婚式では、ガーデンウエディングや立食パーティーのようなスタイルも人気があります。席を自由に動くことができるので、ゲスト同士の交流もしやすく、また新郎新婦も楽しい時を過ごすことが出来るというメリットがあります。
余興の代わりに、ゲームなどを取り入れて、新郎新婦との思いで話をしてもらったり、ゲストにも楽しい思い出を作ってもらえるような工夫がされています。
デザートを新郎新婦がサーブしてあげたり、ブーケトスだけでなく、新郎からのボールトスなども人気のあるイベントの一つです。
結婚式も、かしこまったものから、カジュアルなものに変化しつつあります。自分たちの雰囲気に合ったスタイルで行うことで、新郎新婦にとっても、ゲストにとっても良い思い出になるでしょう。
大切な人と作り上げる「共有婚」
結婚式の形は時代の流れに伴い変化しています。バブル期には披露宴を盛大に行う「派手婚」が主流であり、ホテルなどの大型式場でゴンドラでの登場や派手なキャンドルサービスが行われていました。しかし、バブル崩壊後の不景気に伴い「地味婚」や「スマート婚」など、あまりお金をかけない結婚式を行うカップルが増えてきました。
このような流れの中で、結婚式は招待客に楽しんでもらうイベントや家族の親密度を高めるイベントとして意識されるようになり、形式にとらわれない式も多く行われるようになりました。2000年にはレストランウエディングや野外での人前式などアットホームな式も広く認められるようになりました。
最新のトレンドとしては「共有婚(シェアド婚)」が注目されています。これはこれまで主催者と招待客であった新郎新婦とゲストの関係性ではなく、披露宴の打ち合わせから友人が参加することで、みんなでひとつの結婚式を企画し両親や大切な友人との絆を深めようというものです。新郎新婦が楽しめるのはもちろん、ゲストが自ら式に参加することで、式をただ外部から眺めるのではなく主催者としての楽しみや式の準備から当日の進行まで幸せな時間を共有することができます。